コミュ障を治す技術
はじめに
この記事は Aizu Advent Calendar 2019 24日目の記事です。
自分について
僕はコミュ障です。特に女性と接するのが苦手です。
場の男女比が女性3割を超えたあたりで挙動が怪しくなってきます。女性店員の顔すら最近では無意識のうちに視界から外してるのに気づいてしまって厳しいです。しんどい。
どうしてこうなってしまったのか
こうなってしまった原因の一つに、中学卒業以来は高校大学と女性が極端に少ない環境で過ごしてしまったことがあると思います。要するに、僕の中での対女性スキルは中学時代で止まっているというわけです。
対人スキルをなんとかして磨きたい
というわけでどうすればいいのかですが、いきなり人と実際に関わるのは無理があります。
でも大丈夫。この令和の時代、コンピュータでコミュニケーションをシミュレートすることはできます。
そう、エロゲです。
エロゲの問題点
エロゲをすることによって対人スキルを磨く、素晴らしい解決策のように思えますが、一つだけ問題点があります。
そう、大抵の場合、Macでプレイできないのです。
僕は家にWindowsデスクトップを持っていますが、普段は忙しく、家にいる時間自体が短くてなかなかプレイする時間を確保することができません。
発想の転換
Windows PCでエロゲをやる時間がない。
逆に考えるのです。
そもそもMacbookでエロゲをできるようにすれば、家に帰らなくても大学などでエロゲができます。
Wine
というわけでやっていきましょう。
Wineとは、MacやLinuxなどでWindowsのアプリケーションを動かすためのソフトウェアです。仮想マシンではなく、WindowsAPIを再現してアプリケーションを動かしているようです。Windowsのライセンスを買って仮想環境に入れるということをしなくていい点がお財布にやさしいですね。
XQuatz のインストール
https://www.xquartz.org/ よりXquatzをダウンロード・インストールします。
Wineのインストール
https://dl.winehq.org/wine-builds/macosx/download.html よりWineをダウンロード・インストールします。
自分はStableをダウンロードしました。
基本的にインストーラに従っていればいいと思いますが、自分はカスタムインストールの項目で64 bit supportにもチェクを入れました。
インストールが終われば、あとは
wine 実行したいexeファイル
でWindowsのアプリケーションが起動できると思います。
場合によっては追加ソフトウェアのインストールが求められますが、基本的に従っていれば大丈夫です。
エロゲを起動してみる
今回、大学入学一ヶ月後くらいに買って放置していた「アマツツミ」というエロゲを起動してみました。
若干文字が荒い気がしますが、設定画面が表示されたので、ゲームを起動を押してみると
無事起動できました。
数分プレイしてみましたが、特に挙動がおかしいということはありませんでした。(もちろんうまく起動できないエロゲもあるとは思います)
おわりに
今回、Wineを使ってエロゲをMacbookでプレイすることに成功しました。
今回チョイスした「アマツツミ」の主人公ですが、隠れ里で育ち一般社会の常識に疎いところが、会津という僻地に引きこもってロクに遊ばずコンピュータを学んで世俗から離れがちな僕と重なる部分を感じて親近感が湧きますね。これで僕もイケメンだったら完璧だったのですが。
これで僕も、コミュ障を治し、一般人として生きていくことができるようになるでしょう。来年はもしかしたら恋人とクリスマスを過ごしているかもしれませんね。