リクルートのインターンに行ってきました
こんにちは、マヤミトです。会津大学のB3(インターン参加時点ではB2)です。
春休みの間、リクルートのインターンに参加させていただきました。
参加までの経緯
申し込むまで
2019年の10月に、リクルートの人事とエンジニアの方が会津に来てご飯を食べながら会社についての話やインターンの紹介などをゆるい雰囲気でするイベントがあり、そこに参加しました。
エンジニアは会津大学OBの id:mic_psm さんが来てました。僕の所属する研究室のOBでもあります。
食事をしながらインターンの話を聞いていると、
とのことで、ちょうどサーバーサイドKotlinでインターンしたいな〜と考えてた僕はその会が終わったあとすぐさまインターンの申し込みをしました。
コーディングテスト
アルゴリズム、SQL、正規表現、APIの叩き方など、プログラミングのそこそこ幅広い知識の求められるコーディングテストだったように思います。SQLはけっこう解けたのですが、正規表現でテストケースのなかでいくつか通せないものがあったりしました。APIを叩くのが一番簡単だと思います。 僕はなぜか初歩的なミスに最後まで気づかず、1回も叩けないまま終わってしまいましたが。めちゃくちゃ凹んだ。
人事面談
普段やっていることなどを聞かれたと思います。僕は趣味開発のことや大学のサークル活動のことについて話しました。普段から頑張ってる人なら人事面談は問題ないでしょう。
余談ですが、このときビデオ通話が不調で映像がうまく映っていなかったのですが、すぐさま電話での面談に切り替わり、対応が柔軟だと感じました。
エンジニア面談
お題として与えられたサービスについて、設計やシステムの構成などを10分くらいで考え、面談をしてくださるエンジニアの方からの質問に答えるといった感じでした。自分はAndroidアプリの設計を考え、大雑把な画面遷移図などを描きながらアーキテクチャの解説をしたり質問に答えたりしました。緊張しましたが楽しかったです。面談終了後もKotlinの話で盛り上がったりしました。
インターン参加決定
12月下旬に連絡が来るとは聞いていたものの、20日を過ぎてなかなか来ないのでこれは落ちたかなーと思っていたら、12/25に連絡が来ました。思いがけないクリスマスプレゼントになりました。
メンターの方との顔合わせ
ビデオ通話でしたが、メンターのエンジニアの方との顔合わせと参加するチームと案件の説明がありました。サーバーサイドでKotlinを使っているだけでなく、CI/CDにDroneを使っていたりと、面白いチームだなと思いました。
ここでいくつかインターンでやることを話し合い、インターンに対する期待感を高めていました。
インターンの概要
Recruit Internship for Specialist 2020 エンジニアコース
期間: 第2ターム(3/2 ~ 3/27)
内容: サーバーサイドKotlin
やったこと
詳細はNDAに触れそうなので省きますが、ロギング周りのタスクと、いくつかプロジェクトの改善系のタスクをやりました。改善系のタスクは
- build.gradleの改善
- Kotlinのバージョンを上げる
- Gradleのバージョンを上げる
- ビルドスクリプトのkts化
- buildSrcを用いたライブラリ管理の一元化
- ktlintの導入
- CIでlint結果をDangerで自動コメント
- Kotlinのコードのリファクタリングと改善の方針の提案
こんな感じのことをやりました。
予め決められていたタスクをやったというよりは、自分が実際にソースコードを読んだ上で感じた問題点などから提案したりメンターさんと話し合って柔軟にやっていった感じです。今までのKotlinの経験をフルに活かすことができたように感じます。
ランチ
京橋や東京駅周辺のおいしいランチに毎日連れて行ってもらいました。
個人的なお気に入りの写真を載せます。
毎日美味しいランチご馳走さまでした!。圧倒的感謝🙏🙏🙏
インターン中のイベントなど
インターン期間中、インターン生向けに様々なイベントが開かれました。社員さんにキャリアについて聞くことのできる会や、インターン生同士の交流を目的とした会、社員さんやインターン生の登壇するLT会などがありました。
社員さんと交流する機会が多く設けられており、キャリアについてや技術について直接話を聞くことができました。リクルートでの働き方やエンジニアの雰囲気を掴むのに良かったです。
個人的に楽しかったのはLT会です。自分もKotlin/JSの入門という誰得な内容で登壇しました。社員さんのLTはインフラの話やモバイルアプリ開発の話など様々な分野の内容が聞けて面白かったです。LT後にモバイルアプリの話で登壇したエンジニアの方とAndroidアプリ開発などの話で盛り上がったりしました。
新型コロナウイルスの対応について
2月くらいから日本でも感染者が出てきたことにより、様々な技術系イベントやインターンが中止になりました。リクルートのインターンも、出社が強制ではなくリモートワーク可になったり、最終日の成果発表会もリモート参加可にした上で細かく区切って3密を避けるなど、様々な対策がされていました。
リモート可なのはもちろんインターン生だけでなく、社員さんもリモートで仕事している人をチーム内外で見かけました。ビデオ会議に美少女アバターで参加する人が一定の割合いたのが面白かったです。
インターンを振り返って
今回のインターンは大学に入ってから3回目のインターンでしたが、あえて普段やっているAndroidではなく、サーバーサイドKotlinで挑戦してみました。実際にインターンで業務でやってみて、いままで自分に足りていなかったサーバーサイドの知識が身につきましたし、Androidとは違った難しさを感じたりしました。一方で、今まで学んできた設計やKotlinの知識はサーバーサイドでも十分通用すると実感しました。自分の持っているKotlinの知見をどうチームに共有しコードを改善していくかを考え行動したのは、今後のエンジニア人生でも活きる貴重な経験だったと思います。
終わりに
今回、世の中が新型コロナウイルスで大変なことになっている中でのインターンでしたが、そんな状況だったからこそリクルートの会社としての対応力や社内のエンジニアがどのように働いているのかを内側から見ることができたので、ある意味でリクルートを深く知ることのできたいいインターンだったと個人的には思います。もちろん、それは人事の方やメンターの方、僕を受け入れてくださった部署のみなさんのおかげです。大変な時期のインターンで苦労も多かったと思いますが、おかげさまで楽しくインターンを終えることができました。リクルートの皆さん、ありがとうございました。